Faith and Work Movementのブログの抜粋で、創設者でディレクターのRoy Tinklenberg氏から許可を得て掲載しています。
信仰と仕事について、有意義なディスカッションへとグループを導くために。ティモシー・ケラー師が提案する、私たちの信仰が仕事を形作ることができる5つの方法があります。5つの方法を一つずつ見て、同僚と話し合ってみてください。
シリーズ:1 「信仰は、内なるバラスト(船の安定器)を与えてくれまる。それなしには、仕事があなたを破滅してしまうかもしれません。」
もし私たちのアイデンティティが、キリストにではなく、仕事にあるならば、成功は頭に、失敗は心に向かうでしょう。キリスト教信仰は、あなたに新しいアイデンティティを与えくれます。それなしには、仕事はあなたを沈めてしまいかねません。
「福音は、クリスチャンが自分の最も深いアイデンティティを自分の功績ではなく、キリストにある自分に見出すのを助けてくれます。これによって、順境時には自我が肥大化するのを防ぎ、逆境期には苦渋や落胆を防ぐことができるのです。しかし、ある仕事は私たちを過労と不安に陥れようとして来るし、ある仕事は私たちを徒労に明け暮れさせ、『週末のために働く』だけで、誰かが見ているときに必要なことだけをさせようと誘惑して来ます。パウロはそれを「うわべだけの仕え方」と呼び(コロサイ3:22-24)、すべての仕事を、すべてを見ておられ、私たちを愛しておられる神のために働くと考えるようにと命じています。そうすれば、プレッシャーのかかる仕事も耐え得るものとなり、どんなに小さな仕事も意味のあるものになるのです。」 ティモシ―・ケラー
自分のアイデンティティが、数字や他人からの賞賛によって、誇りと恥の間で揺れ動くことがあるでしょうか。仕事はどのように自分を高慢にさせ、神が自分に与えてくださったスキルなのに、神から栄光を奪うよう誘惑にかられることはありませんか。仕事がうまくいかないとき、あなたはどのように恥を感じるように誘惑されますか。神の尊厳を代表する存在として、神のかたちに造られた息子や娘であるあなたに対する神の無条件の愛が確信できるよう、祈ってください。神の子どもとしての自覚に基づいた生き方をすることで、魂の拠り所を失っている職場の人々に、どのように真実を語ることができるでしょうか。あなたの人生における神の充足感を証しすることができるよう、祈ってください。
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このブログの英語原典は、”5 Ways Faith Shapes Our Work” で、ロイ・ティンクレンバーグ氏が下記の記事から脚色したものです。
http://www.timothykeller.com/blog/2014/3/7/how-faith-affects-our-work, https://www.thegospelcoalition.org/article/tim-kellers-4-ways-gospel-transforms- work/, http://blog.acton.org/archives/55225-tim-keller-on-how-the-bible-shapes-the- way-we-work.html, https://greenroomblog.org/2018/03/02/mlk-on-work-sweeping-the-streets-of- gold/
ロイ氏は、カリフォルニアのFaith and Work Movementの創設者・ディレクター。異文化間および多民族の状況で奉仕しました。 Roy の情熱は、ミニストリーを促進し、リーダーを最大限に活用することです。 彼は現在、宣教コミュニティの教会施設であるCompassの牧師でもあります。フラー大学で異文化研究の修士号、および、Reformed Theological Seminary で M.Div と同等の資格を取得。
LIGHT PROJECTでは、働くクリスチャンが、「信仰と仕事」を統合して、毎日の仕事を通して、職場でイエスの光(Light)を輝かせることができるように励まし、養うことを目標としています。
このブログを通しても、皆さんの励ましと役に立てれば嬉しいです。