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職場における「創造的な善」の包括的理解ー3

Redeemer City to Cityのポッドキャスト「How to Reach the West Again(欧米世界に再び届くには)」で行われた、ミッシー・ウォレス氏へのインタビューからの抜粋で、許可を得て掲載しています。

シリーズ:3 信仰と仕事についての誤解


ブランドン・J・オブライエン(以下BOJ): すでにいくつか言及されていますが、信仰と仕事に関して人々が抱いている誤解にはどのようなものがありますか?

ミッシー・ウォレス(以下MW): それそれ、よく聞いてくれました! 信仰と仕事について人がどう考えているかは多くの場合、どの教派で育ったか、どの地域で育ったかに関係しているんです。米国なら国内のどの地域で育ったか、他の国ならカトリックが多いかどうかなどが関わってきます。その中で多いのは、「信仰と仕事とは伝道だ」という理解をしている人たちです。そういうグループは「私の職場は私のミッションフィールド(宣教地)」だと理解し、職場の人たちを改宗させ、救わなければならない、キリストの愛を示し、彼らが信仰をもつように導かなければならないと考えているんですね。また、「私の仕事はできるだけ優秀で倫理的な労働者になることだ 」という考えの人たちもいます。倫理観は信仰と仕事の一部です。三つ目のグループは、「私は聖霊と深く対話し、私の仕事を導いてくれるようにしなければ 」と考えています。それはキリストとの非常に私的で縦の関係です。そして、四つ目のグループは、「社会貢献がすべてだ」と考えます。自分の仕事を通して、貧しい人たちを養うことができるだろうか、自分の仕事を通して社会正義を実現できているか、それともその活動をしている人たちに経済的な支援ができるような収入が十分にあるかと考えます。

実は、これらのグループのどれか一つだけで行動すると、福音を切り捨ててしまうことになります。私にとって信仰と仕事とは、福音が仕事のすべてを変える、つまり包括的に、心/コミュニティ/世界といういわば三位一体でとらえます。まず心、信仰は聖霊と深く対話し、自分が聖化される場所であるべきです。それは、あなたとキリストの間に素晴らしい縦の関係がある場所ですが、同時にあなたのコミュニティとの横の関係もある場所です。キリストがしてくださったことに感謝し愛することから、あなたは周りの人々を愛することができます。競争相手を愛することができます。影響を与えられる範囲がどこであろうと、人とどう接するかを考えることができます。あなたが影響を与えられる範囲とは、あなたが共同生活を営んでいる人々、グループのことです。

そして、三位一体の三番目は世界です。あなたが世界についてさらに考えると自分が関わる業界には創造的善があることがわかってくるんです。そもそも自分の業界の何が良いのか、どうすれば業界の壊れたシステムを探し、立ち向かうことができるのか、こういったことを念頭に、信仰と仕事について考えることが重要です。 

私にとって信仰と仕事とは以上のすべてです。自然にできる伝道、倫理観であり、行動です。地域社会にどのように影響を与えるかでもあり、自分の世界にどう影響を与えるかでもあります。神が私たちを成長させるために職場をどのように用いるかということです。それに対する私たちの応答は、仕事における自分の役割を用いて、他の人々を祝福し、暗闇に立ち向かうことです。社会経済的にどこにいるか、どれだけの権限があるかなどによって、日々それがどんなことなのかはニュアンスが変わるかもしれませんが、包括的な、心/コミュニティ/世界という三位一体は変わらないでしょうし、私たちは働くために創られ、その仕事は壊れているという、創造・堕落・贖い・回復という聖書の物語(4章から成る福音)が変わることもないでしょう。私たちは暗闇に立ち向かう神の物語の一部であり、神が再び来られるとき、仕事は完璧なものになると思うんです。

それに対する私たちの応答は、仕事における自分の役割を用いて、他の人々を祝福し、暗闇に立ち向かうことです

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このブログの英語原典は、”A Holistic Understanding of Creative Goodness in the Workplace”

ミッシー・ウォレス氏は、Redeemer City to Cityのグローバル戦略サービス担当ディレクター。それ以前は、Nashville Institute for Faith and Work (NIFW)の創設者兼エグゼクティブ・ディレクターを務めた。ヴァンダービルト大学で経済学の学士号を、ノースウェスタン大学JLケロッグ経営大学院でMBAを取得。

LIGHT PROJECTでは、働くクリスチャンが、「信仰と仕事」を統合して、毎日の仕事を通して、職場でイエスの光(Light)を輝かせることができるように励まし、養うことを目標としています。

このブログを通しても、皆さんの励ましと役に立てれば嬉しいです。

翻訳:廣橋麻子(City to City Japan)