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仕事の神学シリーズ:II-6

このブログは、Nashville Institute for Faith and Work (NIFW)より許可を得て掲載しています。


仕事の不満をどう解消すればいい?

(後半)

Russell Gehrlein著

前半では、仕事における満たされない感情の根底には何があるのか、その疑問に答えるための質問を幾つか挙げてみました。

私たちにできること

旧約聖書の信者も新約聖書の信者も、壊れた世界で忠実に働くことに対処しなければなりませんでした。この緊張の中で生きているのはあなただけではありません。では、聖書は私たちにどのような対応を促しているのでしょう。

  • 神が必要に応じて知恵を与えてくださることを期待して、神に知恵を求めることができる。
  • 神に心を注ぎ、現状を嘆き、より良い日々を切望する。
  • 職場環境を変える他の方法を探す。
  • 直面する困難な課題に耐える力を祈ることができる。
  • 必要であれば、別の場所で新しい仕事を見つけられるよう、神に導かれることを信じて探し始めることができる。

上記の2番目の箇条書きに関して、私は最近、詩篇が神の威光を賛美する高揚感から絶望の淵まで、人間のあらゆる感情を表していることを思い出しました。

ダビデは自分の悲惨な境遇を考えながら、こう叫んだのです。「 主よ あなたはいつまでーー。 主よ 帰って来て 私のたましいを助け出してください。私を救ってください。あなたの恵みのゆえに。」(詩篇6:3-4)。

その後、ダビデは、神が確かに彼に恵みを与え、過去に彼を助け出し、救い出してくださったことを知りながら、神のタイミングについて同じ大きな問いを投げかけます。「主よ いつまでですか。あなたは私を永久にお忘れになるのですか。いつまで 御顔を私からお隠しになるのですか。いつまで 私は自分のたましいのうちで 思い悩まなければならないのでしょう。わたしの心には 一日中 悲しみがあります。 いつまで 敵が私の上におごり高ぶるのですか。」(詩篇13:1-2)

「万軍の神 主よ いつまで あなたの民の祈りに 怒りを燃やされるのですか。」(詩篇80:4)

もしあなたが神に対して、不満や苛立ち、神の救いを求める深い感情を表現できるとしたら、それはどのようなものでしょう。信仰の訓練として、実際に書き出してみてください。

これらの嘆きの詩篇がこの書に収められた主な目的のひとつは、神が私たちの深い傷や失望を神と分かち合う許可を与えてくださっていることを知るためです。私たちは主に忠実に働くように召されていますが、苦悩を無視したり、苦悩と向き合うことを避けたりすることは求められていません。自分の感情を否定したり、ただ押し通そうとしたりする必要はありません。むしろ神は、私たちの切望に注意を払い、素直に神に叫ぶよう招いておられるのです

霊的な識別の旅

仕事に対する賛美と嘆きを並べて神に捧げながら、次のステップを見極めるにはどうしたらよいでしょう。確かに、仕事探しはクリスチャンにとって霊的な旅です。神の御心を見極めることについて書いた記事もあります。

私たちが願う以上に、神は私たちを導きたいと思っておられると私は信じています。聖書に書かれているように、父なる神とともに歩みキリストのうちにとどまり、御霊のうちに歩むという神との関係を保つとき、私たちは神の導きを受け入れることができるようになると私は信じています。

このような激動の状況の中で、神はあなたに人生の新たな章を始める準備をさせておられるのかもしれません。 もしあなたが新しい仕事を見つけざるを得なくなったり、見つけることを決めたりしても、神はあなたとともにいてくださいます。もしあなたが今の職場に留まることを決めても、神はあなたとともにおられます。神は、神の時に最善の決断を下す知恵を与えてくださいます。

一方、新しい仕事を探すことに関して、ダグラス・シューマンは著書『Vocation:人生における召命を見極める』で、「逆境はしばしば、創造的な変化や、神が私たちに奉仕するよう招いておられる新たな場所を発見するための原動力となる」と言っています。一方、シューマンは賢明にもこう指摘もしています。「現在の領域に対する落ち着かない不満は、神が新たな領域へと呼びかけていることを示す有効な指標ではないかもしれない。今の領域における新たな祈りと従順の必要性を示しているのかもしれない。」

職場における不満は、退職が最も賢明な判断であることを示す指標かもしれませんが、それが正しいことを示す自動的な指標でもありません。常に白か黒かではないのです。決断には、あなたと神との間でも、共同体の中でも、忠実な祈りと識別が必要です。家族、教会、信頼できる仲間に知恵を求めましょう。懸念を共有し、率直に意見を求めましょう。

現在、あなたがどのような状況で仕事に就いているにせよ、神の知恵を求めながら、慎重に仕事を進めることをお勧めします。神は与えてくださいます。神は導いてくださいます。神は、あなたが神にとって必要な場所にいるための道を備えてくださるのです。

永遠の視点

私たちがこの地上で行うことは極めて意義深いことであり、自分に合った仕事を見つけたときには真の祝福となり得ますが、永遠の視点を持ち続けることで、私たちの仕事は視野の広いものとなります。最終的には、イエス・キリストの福音が、イエス・キリストが再臨され、すべてが新しくされる日を指し示していることを忘れてはなりません。私たちがこの仮の肉体の中で経験した非常に現実的な苦闘は、起きている時間の大半を占める仕事での苦闘でさえも、やがて私たちの仕事環境のあらゆる側面に悪影響を及ぼすいばらやあざみのない新しい世界に作り変えられるのです。

主イエスよ、早く来てください!

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このブログの英語原典:https://www.nifw.org/blog/navigating-discontentment-at-work

NIFWは、米国の信仰と仕事の機関の一つで、ナッシュビルに住むクリスチャンが、自分たちの日々の仕事が、人や場所、物事に命を与え、愛するというイエスの使命にいかに不可欠であるかを発見できるよう、力を尽くしています。

LIGHT PROJECTでは、働くクリスチャンが、「信仰と仕事」を統合して、毎日の仕事を通して、職場でイエスの光(Light)を輝かせることができるように励まし、養うことを目標としています。

このブログを通しても、皆さんの励ましと役に立てれば嬉しいです。